準備編
踏み台の用意

踏み台は5cmくらいから30cmくらいのものを。

有酸素運動を目的に、すらっとした身体に痩せたいというのなら5cm〜15cmの低い台で 、
足に筋肉をつけて、太く立派な強い足になりたいのなら、15cm以上のものを使いましょう。
膝をいためている方や、久しく運動らしきものをしていない方は5cm程度で。
ちなみに、ジムなどで踏み台昇降をする場合は15cmくらいのものでするそうです。

ほとんどの方が「すらっと痩せたい」方だと思いますが、身長と自分の体を考慮して高さを選んでください。個人的には女性の場合、10cm程度までにしておくほうが無難だと思います。

もし物足りないと感じるようになっても高さを上げるのではなく、時間を長くする、腕を振る、テンポアップをする、両手に500グラム程度のプチダンベルを持つ、荷物を入れたリュックを背負う、足幅を前後に広げる、などにしましょう。
高さを上げることで運動強度を上げると、足が太くなったりしてしまうので・・・。


踏み台の作り方

・雑誌や通販カタログ、週刊漫画雑誌などをガムテでぐるぐる巻きに
・ダンボールに雑誌などを詰める(350ml24本入りのビールの箱が一番人気)
・百均の「雑誌収納袋」に雑誌などを詰めて
・ホームセンターで売っている「靴脱台」や「便利棚」、「足の高いすのこ」など
・コピー用紙の束をクラフト紙などで巻いて
・百均に売ってる子供用の風呂用椅子
・子供用の椅子
・エクササイズ用のステップ台
・階段

お風呂用の椅子や、足の高いすのこなどは強度に問題があるかも。
使用しているうちにぶちぬく可能性が無きにしも非ず・・・。
そして、階段は20センチ程度のものが多く、痩身目的の場合高すぎかもしれません。

また、実際に使ってみると滑りやすい場合もあるので、そういうときは台の下にカーペットの下に敷くような滑り止めシートなどを敷くといいかも。これも百均やホームセンターで売っています。


踏み台の参考画像(クリックで大きくなります)

彼氏のお手製です♪ ビールが入っていたダンボールに新聞やチラシを詰め、柄テープで巻きました。高さは13センチ程度。 中身はイミダス&知恵蔵。14cm程度。 9cm角材2段積み
A4サイズのカタログ等をラッピングテープで。裏には滑り止めを貼り付けた。10cm程度。 ニッセンとか電話帳とか通販生活をガムテ巻き。ずれるので同じサイズのもののほうがよさそう。 高さは13cmくらい。木や石膏やらでできたもの。 A4のコピー用紙2つ半をクラフト紙で巻いたもの。10.5cm。透明ガムテで補強。
アップローダーから拝借しましたです。。。マウスオーバーで少し待つとコメントが出ます。


いつやれば?

いつでもどうぞ。
朝のほうが効率が上がる、という意見もありますが、「朝出来なかったから今日はもういいや〜」なんて思ってしまうのではよくないので、時間を見つけて、自分の体調のいい時間にどうぞ。

ただし、食後1時間は避けましょう。
食後は食べ物を消化する機能がフル回転で働いております。消化器に血液が集中しております。それなのに運動すれば体が混乱して消化が悪くなるばかりか、気持ち悪くなっちゃうかもしれないです。

また、運動(入浴)後1時間以内の食事は控えましょう。
(水分補給と、疲労回復を助ける少量の炭水化物は可。筋肉をつけたい人は少量の蛋白質を取るのも効果的。いずれにしても固形物を取るのは少量で)

運動後も30分・・・できれば1時間は入浴しないほうがいいと思います。
有酸素運動後にお風呂に入ると、脂肪の燃焼(リパーゼの働き)がストップしてしまうので
もったいないのです。
また、運動後は血圧が下がっています。その状態でお風呂に入ればさらに血管が開き余計血圧が下がります。また冷水シャワーの場合、血管が縮まり急激に血圧が上がってしまいますのでやめましょう。

ただ、どうしても汗を流したい時は、38度程度ぬるめのシャワーならば、OKです。
(体温+2度程度のシャワーならリパーゼに影響を与えない為)


有酸素運動についての参考WEB

発掘・あるある大辞典 有酸素運動 
食育大辞典 運動するといいこといっぱい

発掘・あるある大辞典 皮下脂肪 
発掘・あるある大辞典 皮下脂肪2
 

*リンク切れの場合はインターネット・アーカイブなどをご利用ください。


注意事項

踏み台昇降は膝や腰に不安のある方は、無茶をすると痛めてしまう場合もあります。
5センチ程度の低い台でゆっくり筋肉をつけていき、段階的に時間や高さを変えていく、なら良い方向に進むかもしれませんが、いきなり高負荷では絶対にやらないでください。
また、痛みが出てきたら即刻辞めてください。その場合、足腰に負担の低い水泳などにシフトしたほうがよさそうです。

また、病院にかかっている方で、踏み台昇降に不安の方はお医者さんに相談してください。ただ「踏み台昇降をしようと思います」だとスポーツテストでやるような高さ30センチくらいの台を想像してしまうと思いますので、「10センチ程度の低い台でゆっくり」などとちゃんと説明しないと、わかってもらえないかも。